英文法:受動態

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受け身の解説

これだけは覚えよう受け身の形は be動詞 + 一般動詞の語尾に -ed を付けて、be動詞 + -ed の形で使う。
例文: The dinner was cooked by my mother. 「夕食は私の母によって作られた。」となる。
※受け身では「~によって」という単語"by"が良く使われる。

この-ed の形のことを「過去分詞」と呼ぶ。※過去形と同じ形に見えるが、別物だ
そしてこの -ed の形が 不規則に変化する動詞がある。受け身の文章ではよく不規則変化動詞が出てくる。
不規則変化動詞は覚えることが攻略法だ。下の一覧表で覚えよう。


受け身の基本

「~されます」「~されました」と、受け身の表現をする方法です。

※受け身の文のことを「受動態」と言います。また、よく使われる「~します」「~しました」の文のことを「能動態」と言います。

不規則動詞の変化を覚えよう →不規則動詞を覚えることだけに特化したページはこちら
日本語 動詞
(原形:元の形)
動詞
(過去形)
動詞
(過去分詞) 
(運動)~をする
play
played
played
(楽器)~を演奏する
play
played
played
(~に)到着する
arrive
arrived
arrived
~に電話をする
call
called
called
言う
say
said
said
~座る
sit
sat
sat
持ってくる
bring
brought
brought
連れていく、撮る
take
took
taken
来る
come
came
come
行く
go
went
gone
~する
do
did
done
持つ、食べる
have
had
had
~見る
see
saw
seen
~話す
speak
spoke
spoken
立つ
stand
stood
stood
理解する
understand
understood
understood
置く
put
put
put
設置する
set
set
set
切る
cut
cut
cut
作る
make
made
made
食べる
eat
ate
eaten
会う
meet
met
met
走る
run
ran
run
買う
buy
bought
bought
売る
sell
sold
sold
教える
teach
taught
taught
読む
read
(リード)
read
(レッド)
read
(レッド)


練習:受け身の基本

日本語 英語
この机は彼によって使われます。
This desk is "
used
" by him.
この夕食は私の母に作られました(母が作りました)。
This dinner was "
made(cooked)
" by my mother.
このドアは閉められています。
This door is "
closed
".
このコインは彼らに使われました。
This coin was "
used
" by them.
私はあなたによって助けられました。
I "
was helped
" by you.
ミッキーはウォルトディズニーによって作られました。
Micky was "
made
" by Walt Disney.
もしあなたがテニスをするなら私はTVを見るつもりです。
"
If
" you play tennis, I will watch TV.




1) 過去分詞の作り方

基本的には、一般動詞の語尾に -ed を付けるだけですが、以下の例外があります。
 ①-d を付ける
 ②-y を -ied にする
 ③語尾の子音字を重ねて -ed を付ける
 ④不規則変化

ポイント①~③は、過去形の -ed を作る時と同じルール。
④過去形の時に不規則変化をした動詞は、過去分詞でも不規則変化をする。
 変化の仕方に決まりがないので、1つ1つ覚える必要がある。


練習:過去分詞の作り方

日本語 英語
英語はカナダで話されています。
English is "
spoken
" in Canada.
この手紙は彼女によって書かれました。
This letter was "
written
" by her.
これらの本は私の姉に読まれました。
These books were "
read
" by my sister.
いくらかのペンがその机の上に置かれています。
Some pens are "
put
" on the desk.
この写真は私の父によって撮られました。
These pictures were "
taken
" by my father.



 2) 受け身の否定文

「~されません」「~されませんでした」と否定する表現です。

ポイント否定文be動詞の否定文を作る時と同じで、is/am/are + not + 過去分詞 で受け身の否定文になる
The bag was not bought by her.「あのかばんは彼女によって買われていません。」となる。


練習:受け身の否定文

日本語 英語
このコンピューターは彼に使われていません。
This computer "
is not used
" by him.
英語はこの国では話されていません。
English "
is not spoken
" in this country.
あれらのお皿は私の母によって洗われていません。
These dishes "
are not washed
" by my mother.
この人形は私の姉に作られていません。
This doll "
is not made
" by my sister.
彼はボブ先生に教えられていません。
He "
isn't taught
" by (Mr) Bob.
その本は私たちに読まれていません。
The book "
isn't read
" by us.




3) 受け身の疑問文

「~されますか?」「~されましたか?」とたずねる表現です。

ポイント疑問文be動詞の疑問文を作る時と同じで、is/am/areを文章の最初に持ってくる
Are they taught by Ms John?「彼らはジョンさんに教えられていますか?」となる。
疑問詞(What/Whereなど)の後に付けることもあります。忘れた人は疑問詞の復習へ


練習:受け身の疑問文

日本語 英語
この本は英語で書かれていますか?

→はい。書かれています。
"
Is
" this book written by English?
→Yes, it is.
これらのケーキはその店で売られていますか?

→いいえ。売られていません。
"
Are
" these cakes "
sold
" by the store?
→No, they aren't.
あのペンはジョンに使われていましたか?

→はい。使われていました。
"
Was
" that pen "
used
" by John?
→Yes, it was.
いつその建物は立てられましたか?

→1990年の11月20日です。
"
When was
" the building built?
→On 20th, November, 1990.
どこでこれらのかばんは売られていましたか?

→大阪で売られていました。
"
Where were
" these books "
sold
"?
→They were sold in Osaka.




4) 受け身の書き換え

受け身の文で、誰が動作をしたか分かっている場合、能動態(通常)の文に書き換えることができます。

ポイントby の後に書かれている人物を主語にすることで文章を書き換えられる。


練習:受け身の書き換え

日本語 英語
「英語はベーカー先生によって教えられます。 」
→ベーカー先生が英語を教えます。
English "
is taught
" by Ms Baker.
→Ms Baker "
teaches
" English.
これの写真は私の兄によって撮られました。

→私の兄がこれの写真を撮りました。
These picures "
were taken
" by my brother.
→My brother"
took
" these pictures.
この自転車は彼に使われていません。

→彼は自転車を使っていません。
This bicycle " is not used" by him.
→He "
does not use
" this bicycle.
この花は彼女に買われましたか?

→彼女はこの花を買いましたか?
"
Was
" this flower "
bought
" by her?
→She "
bought
" this flower.
これらの部屋はあなたに掃除されましたか

→あなたはこの部屋を掃除しましたか?
"
Were
" these rooms "
cleaned
" by you?
Did
you clean these rooms?.

参考資料:文部科学省平成29年度学習指導要領